読書速度の向上について

 
昨年9月より、それまでTIMEの多読ばかりだった方針を改め、ペーパーバックの多読もとりまぜるようにしました。

以来読んだ本は17冊で、それぞれかかった時間(分)と読書速度(wpm=word per minute)は下記の通りでした。
 
書名
読書時間
word count
wpm
1
Hidden Jewel
14:47
106,979
120.6
2
Olivia
12:50
105,111
136.5
3
Sees Behind Trees
4:04
24,005
98.4
4
The Martian
17:42
104,588
98.5
5
The Cinderella Murder
14:51
77,000
86.4
6
Harry Potter(1)
13:44
76,944
93.4
7
And Then There Were None
10:50
52,656
81.0
8
The Burning Room
17:43
115,000
108.2
9
The Tales of Edgar Allan Poe
18:33
70,000
62.9
10
Harry Potter(2)
14:06
85,141
100.6
11
Harry Potter(3)
16:06
107,253
111.0
12
Harry Potter(4)
30:01
190,637
105.9
13
The Giver
5:51
43,139
122.9
14
Pride and Prejudice
20:59
119,534
94.9
15
Two Little Girls in Blue
11:06
81,000
121.6
16
Gray Mountain
18:04
122,000
112.5
17
Harry Potter(5)
34:35
257,045
123.9

難易度にもよりますが、私の読書速度はざっと80-120wpmといったところでしょうか。TOEICなどのテストに出てくる短い文章の場合は瞬間的にもう少し速く読めていると思うのですが、一冊まとまって読む場合は、集中力が切れてうとうとしてしまったり、内容を戻って確認したりなど遅くなってしまう要因もあり、平均するとその辺りに落ち着くようです。

一方でネイティブスピーカーの読書速度は、このサイトによると300wpmだそうです。また、別のサイトによると音読速度は150-200wpmだそうですので、少なくとも読書速度を200wpm以上にして普段からその速度で英文を理解する習慣をつけておかないと、リスニング中に集中力が続かずに聞き落としたり、ということが少なからず起きうることになります(心当たりがあります)。

。。。というあたりを考えると、80-120wpmという速度はあまりにも寂しい数字です。何とかならないものかと思っていたところ、先日このようなサイトを見つけました。

早速ここに書いてあった2-2-2-2法と3-2-1-1法を試してみました。まずは2-2-2-2法です。
  1. 読み始めの場所にマーク(1)をつける。
  2. (1)から読み始める。制限時間は2分間。2分で読めたところにマーク(2)をつける。
  3. 再び(1)から読み始める。制限時間は2分間。2分で読めたところにマーク(3)をつける。マーク(2)を超えられるようにする。
  4. 三度(1)から読み始める。制限時間は2分間。2分で読めたところにマーク(4)をつける。マーク(3)を超えられるようにする。
  5. マーク(4)から2分間読む。読み終えたら、読めたところにマーク(5)をつける。(4)と(5)の間の単語数をはかり、2で割って1分あたりの単語数を出す。
Harry Potterの5巻を題材として試してみたところ、結果は下記の通りでした。

329/2, 388/2, 405/2, 359/2

勝手に作った記法ですが、一度目が2分で329ワード、二度目が2分で388ワード、…という意味です。三度目までは同じ箇所を読んでいるので、自然と速くなって行きます。四度目は初めての場所ですが、三度目まででスピード感が身についているので、一度目よりも速くなる傾向があります。

で、私の結果ですが、まずこれまでこの本は概ね120wpm付近以下で読んでいましたので、いきなり329/2=164.5wpmというのは良い数字です。そして三度目で200wpm越えの世界へ。なるほど、200wpmで読もうと思ったら、これくらいの速度で目を動かして、これくらいの速度で英文を解釈しないといけないのか…。

と思うと同時にこのメソッドに納得です。一度理解している場所を続けて読むので速く処理できるわけですが、それを利用して頭や目の処理速度をどれくらいにしないといけないかを体感するわけですね。

さらに3-2-1-1法ではもっと負荷をかけます。
  1. 読み始めの場所にマーク(1)をつける。
  2. (1)から読み始める。制限時間は3分間。3分で読めたところにマーク(2)をつける。
  3. 再び(1)から読み始める。制限時間は2分間。2分で読めたところにマーク(3)をつける。マーク(2)を超えられるようにする。
  4. 三度(1)から読み始める。制限時間は1分間。1分で読めたところにマーク(4)をつける。マーク(3)を超えられるようにする。
  5. マーク(4)から1分間読む。読み終えたら、読めたところにマーク(5)をつける。(4)と(5)の間の単語数をはかり、1分あたりの単語数を出す。

これを二か所で行ったところ、結果は下記の通りでした。
(一回目)476/3, 387/2, 207/1, 188/1
(二回目)510/3, 404/2, 198/1, 156/1

本当は、二度目三度目は「理解度を問わず」とにかく一度目の結果を超えるように読まないといけないそうですが、ついつい理解度を優先してしまって超えられませんでした。

このトレーニングを初めてしたのが4/30だったのですが、翌日の5/1も同じようにやってみました。2-2-2-2と3-2-1-1を一回ずつやった結果が以下の通りです。
337/2, 362/2, 409/2, 364/2
573/3, 609/2, 359/1, 227/1

「理解度は問いませんので、すべての単語をパッパと見ていく感じで進めてみて下さい」という感覚が少しわかってきたような気がします。

で効果のほどですが、、早速顕著に現れているようです。

今読んでいるHarry Potter6巻ですが、5/1と5/2の二日間で192分かけて123ページ読みました。一方でこの本は652ページで総語数が168,923ワードですので、一ページ当たりの平均ワード数は259.1です。

ということは今現在のこの本の読書速度は123*259.1/192=166.0wpmということになり、今まで(80-120wpm)より飛躍的に向上しました。やった!

なお、この方法は怪しいメソッドでも何でもなく、「理解度をぎりぎり保ちながら、最速で読める速度で読む」「さらにその速度をキープすることで頭の回転速度をその速度に慣らし、上げていく」「時にはその限界を超えた速度を体感し、ブレークスルーのきっかけとする」というあたりがポイントであると理解しました。

この方法を紹介していたサイトでは「2-2-2-2法を1日1回以上、3-2-1-1法を1日2回以上」「1ヶ月続け」るように書かれてありましたが、今のところの私の「理解度をぎりぎり保ちながら、最速で読める速度」は大体わかりましたので、しばらくはこの方法から離れて通常の読書でこの速度をキープすることに専念し、速度が落ちてきたり、あるいはこの速度に慣れてきたら再度この方法を試す、という運用で行きたいと思います。
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englishlove40

Author:englishlove40
英語を勉強中の40代(♂)です。よろしくお願いします。


受験成績など
TOEIC
2013/01 990
以降何度も受験するが不安定。。。

TOEIC SW
2015/08 S190 W180

英検一級
2014/11 合格(93/113、95/100)

TOEFL
2015/09 99(R28/L23/S24/W24)

Versant
2015/06 68

TestYourVocab
2014/07 14000
2014/08 12200
2014/09 12100
2014/12 12800
2015/02 14500
2015/05 14600
2015/08 15300
2016/01 14700
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